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ピコレーザー

ピコウェイ

画像:ピコウェイ

シネロン・キャンデラ社 ピコウェイ
波長   1064nm 785nm 532nm
パルス幅 450ps 375ps 300ps


厚生労働省承認機

ピコ秒という従来のQスイッチレーザーの1000分の1のパルス幅で様々な治療が期待できるレーザーです。

ピコレーザーとは

ピコ秒(1兆分の1秒)単位のパルス幅を持ったレーザーです。従来のQスイッチレーザーがナノ秒(1億分の1秒)単位のパルス幅なので、その1000分の1の短い時間しかレーザーによる熱破壊が行らないため一瞬のうちにターゲットの細胞にダメージを与えることが可能です。

Qスイッチレーザーはレーザーによる熱破壊効果が中心でしたが、ピコレーザーは熱破壊効果に機械的破壊効果が加わるので波長による効果の差が少なくなり、より幅広い色素に対してが高い作用が期待できます。


適応

真皮内色素の治療(1064nm 785nm)

現在市場に流通しているどのレーザーより短いパルス幅とピークパワーで皮膚の真皮のあらゆる色素を持つ細胞を効率的に破壊します。

刺青(TATTO)

全ての色 今までQスイッチレーザーでは消えにくかった青色 スカイブルー 紫 黄緑 黄色など全ての色に対応

青あざ(太田母斑 異所性蒙古斑)

真皮内の深い部分のメラニン色素を持った細胞を効率よく破壊します。Qスイッチレーザーに比べて概ね期間が短くなります。


表皮内色素の治療

メラニン色素などの黒色系の色素に吸収されやすい波長によって、皮膚の浅部にある色素を持つ細胞を効率的に破壊します。一般的にQスイッチレーザーに比べて治療時間が短くなるにで治療後の色素沈着が出にくくなります。

茶あざ(扁平母斑 ベッカー母斑)

しみ

特徴

パルス幅

ピコ秒のパルス幅 450ps(1064nm) 300ps(785nm) 375ps(532nm)

従来のQスイッチレーザーの1000分の1の1兆分の1秒単位のパルス幅でダメージを与えることなく、目的の色素を持つ細胞のみを破壊します。さらに瞬間的に機械的な破壊が生じるため、より短い期間ですべての色にも対応できるようになりました。


パルス幅とは

波長

波長(1064nm)

メラニンや黒色系の色素をもつ病変部位に吸収される特徴を持っています。Qスイッチレーザーやルビーレーザーに比べて吸収効率は少し低くなりますが、より皮膚の深い層までレーザー光が到達するので、刺青や深い部分の青あざなどの色素病変治療に高い効果を発揮します。

  • 青あざ(太田母斑・異所性蒙古斑)
  • 外傷性色素沈着(青色)
  • 刺青(Tatoo)(青色・紺色・黒色)

波長(532nm)

メラニンや赤色系の色素に吸収されやすい特性があり、皮膚の浅い層にある茶あざやしみの治療、赤色、黄色系の刺青(Tatoo)に適しています。

  • 茶あざ(扁平母斑)
  • しみ
  • 外傷性色素沈着(茶色)
  • 刺青(TATOO(赤色・オレンジ・黄色)